前回の記事でグルトレ自動化のメリット&デメリットを書きました。
今回は「1円グルトレ」の自動化するためのトライオートFXの具体的な設定方法をご紹介します。
トライオートFXの口座開設がまだの方は下記ボタンからどうぞ。
1円グルトレの概要
「1円グルトレ」をグルグルトレインの書籍通りに設定していきます。
以後は下記書籍の内容を理解した前提での解説となります。
では、トライオートFXで豪ドル円の85~86円の1円グルトレを仕掛けていきます。
具体的には85.0から0.1円間隔(最後は85.9円)で「子本体L」10本、「子本体S」10本、「サポート」1本の計21本の自動注文を作っていきます。
大まかな流れ
- 「子本体L」の注文を一括追加
- 「子本体S」の注文を一括追加
- 「サポート」の注文を追加
- 調整(名前付け等)して確定
- 最終確認&稼働
手順
準備
パソコンで設定をします。(スマホでは残念ながら不可)
まず、以下の手順で操作してください。
- 自動売買専用パネルへ
- 複数作成タブの「カスタム」選択
- 「AUD/JPY」選択
今回は書籍にのっている豪ドル円で仕掛けていきます。
「子本体L」の注文一括追加
- 売買方針: 買い(ロング)
- 想定レンジ幅: 100pips(1円)
- 注文本数: 10
1円幅の中に10個の注文、つまり10銭間隔の注文 - 取引額: 1k(1000通貨)
- 初回注文価格: 85.0
買いの場合は、仕掛け予定の一番低い注文価格 - フォロー値: 空欄
- カウンター値: -50(利確幅と同幅 × -1 )
決済後50pips下に再注文 - カウンター固定: 有り
再注文の価格を固定します。注文が滑ってがズレても再注文の際は決まった価格で出し直してくれます。 - 利確幅: 50pips
- 損切り幅: 指定なし
間違えてないか確認し、「リストに追加」ボタンを押す。
画面はそのままで、続けて操作していきます。
「子本体S」の注文一括追加
- 売買方針: 売り(ショート)
- 想定レンジ幅: 100pips(1円)
- 注文数: 10
1円幅の中に10個の注文、つまり10銭間隔の注文 - 取引額: 1k(1000通貨)
- 初回注文価格: 85.9
売りの場合は、仕掛け予定の一番高い注文価格 - カウンター値: 50pips(利確幅と同幅)
決済後50pips上に再注文 - フォロー値: 空欄
- カウンター固定: 有り
再注文の価格を固定します。注文が滑ってズレても再注文の際は決まった価格で出し直してくれます。 - 利確幅: 50pips
- 損切り幅: 指定なし
間違えてないか確認し、「リストに追加」ボタンを押す。
画面はそのままで、続けて操作していきます。
「サポート」の注文を追加
一番右上のタブを「単体作成」に変更し、「AUD/JPY」を選択。
- 売買方針: 今回は買い(ロング)
「サポート」の売買方針は裁量で決めます。相場を見て決めてください。 - 取引額: 10k(1万通貨)
- 新規注文:
- 価格指定
- 85.0(片方は空欄)
買いの場合は、仕掛け予定の一番低い注文価格
- 決算注文:
- 利: 5000pips(約定させたくないので遠くに設定)
- 損: 空欄
- 次の注文:
- 「価格」ボタンを選択
- フォロー: 空欄
- カウンター: 85.0(注文価格と同じ)
間違えてないか確認し、「リストに追加」ボタンを押す。
画面はそのままで、続けて操作していきます。
調整して確定
画面下方にあるリストを操作します。
どの範囲のグルトレか分かりやすいようにリスト名を変更しましょう。
また、サポートの注文も分かりやすくするために名前を変更しましょう。
OKを押し、一旦設定を閉じてください。
そして、再度設定を開き名前変更作業を行ってください。
※再設定の際に注文内容が勝手に変わっている場合が有ります。各項目が正しいか確認して設定を変更してください。
最後にすべて正しく設定したか確認し、「リスト確定」ボタンを押します。
※確定しても稼働は始まりません。
最終確認&稼働
最終確認画面が出てくるので、改めてミスがないか確認し、稼働させましょう。
さいごに
以上、トライオートFXで「1円グルトレ」を自動化するための具体的な設定方法でした。

でもその代わり、ちょっと変則的なリピート系の「グルトレ」も自動化できるんですよね。
この手順はあくまで1円分のグルトレですから、もっと作る場合はその分の作業が必要です。
他の範囲のグルトレを作る場合は初回注文価格を適宜変えて作ってください。
なかなかの手間ですが、手動でひとつひとつよりはマシかと思います。
そして一回設定すれば日々の管理も特にする必要がないのもいいですね。
もし、わからない事があれば気軽にご質問ください。
こうむいぬの質問箱↓
https://peing.net/koumuinu
コメントを残す